平成12年2月8日の掲示板より・その2

 8日午後1時10分過ぎ、竹は亡くなりました。
  竹を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました
  竹はいっぱいいっぱい頑張って、ほんの先ほど、天国へと旅立ちました。
  もう苦しまなくていいんです。
  下の書き込みをして、1時間ちょっとでした
  職場で携帯電話が鳴った時、直感しました。
  夕方、竹に会ってきます。 一緒に帰ってきます。
  とっても頑張った竹を、ほめてあげて下さい
  落ち着いてから、また書き込みをします。
  本当にありがとうございました。


平成12年2月8日のメールより

 さっき、竹とお家に帰ってきました。
  けど、栗がいるから、竹を暖かいお部屋へ入れてあげられないんです。
  いっぱいなでてあげる事もできません。
  竹に、どんな病気が残っているかわからないから、栗に移ってしまうかもしれないから、先生にダメと言われてしまいました。
  だから今、竹は寒い廊下に、ビニール袋に入ったままなんです。
  本当はいっぱいいっぱい、なでてあげたい。
  栗の事よりも、人間が大好きで、「なでて!」ポーズが多かった子なのに、こんな姿になってしまったのに、なでてあげられないんです。
  だから、後でお風呂に入る前に、いっぱいなでてあげようと思います。
  竹の事が大好きだった栗に、本当は竹に会わせてあげたいけど、それもできない……。


補 足

 ついにこの日、竹は天国へと旅立ちました……
  もう覚悟して下さいといわれて、5日も竹は頑張ってくれたのです。
  正直いって、竹が亡くなったと聞いた時、ほっとした気持ちもありました。
  小さな身体で、竹はもう苦しまなくていいんだと思うと、それでよかったんだよな、という思いです。
  でもやっぱり、欲を言えば竹には元気になって帰ってきてもらいたかった。
  夕方、会社から病院へと直行し、竹を迎えに行きました。
  ビニール袋に入った竹の身体はとても小さく、もう固くなっていました。
  もう一羽(栗)が家にいるからと、先生はビニールの上からしか触れさせてくれませんでした。
  そして、一生懸命に手をつくして下さった先生は、「役にたてず、すみませんでした」と何度も頭を下げられたのです。
  亡くなってしまったとはいえ、先生はとても手を尽くして下さいました。
  私たち夫婦は、本当にこの先生には今でも感謝をしていますし、先生がいらっしゃるから、新しい子(小次郎)を迎える事もできたのでした。
  この日、お風呂に入る前になって、やっと竹を思いっきりなでてあげる事ができました。
  でもどんなになでても、竹は嬉しそうな表情をしてくれません。
  冷たくて、固い体で黙ったままでした。
  主人が風呂に入る前、やはり竹をいっぱいなでていました。
  私はすぐにその場を離れたのですが、長時間竹の前で泣いていました。
  私は、彼が涙を流したのを初めて見たのでした。
  それだけ、竹はもう、我が家にとって大切な存在だったのです。