平成12年2月4日の掲示板より

 病院から電話が入りました。
  竹、ダメかももしれないという事でした。
  持ち直したから、絶対によくなって帰ってくると信じていたのに……。
  病院は9時からなので、それに間に合うように家を出て、竹に会ってきます。
  これ以上は、今は書けそうにありません。
  栗は元気です。

  続き。
  病院に行き、竹に会ってきました。(今、一応職場です)
  保育機(保温機)の中で、竹はよこたわっていました。もう立てないんです。
  首は完全に180度、反転しています。
  目も閉じていて、けどお腹が上下するので、呼吸しているのはわかります。
  人間でいうところの、吸入器みたいなものが当てられていますが、夕べまでは、餌を食べていたそうです。
  もう非常に危険な状態で、覚悟して下さいと言われました。
  どうやら、脳にまでいってしまったようです。トリコモナス……。  午後に再度お電話して、会社帰りにも病院へ行ってきます。
  そして、万が一の時は、携帯電話にお電話を下さるとの事です。
  私も栗もだんなも、明日には竹を連れてかえれると喜んでいました。
  それなのに……。けど、竹はがんばってくれています。
  お腹を上下させながら、一生懸命呼吸をしています。
  今の状態から抜け出すには、奇跡が必要かもしれません。
  でも、信じたいです。竹のがんばりと1%もないかもしれない奇跡を。


補 足

 次の日には、竹を連れて帰れる、そう信じて疑っていなかった金曜日の朝、突然の電話でした。
  朝7時すぎで、出勤の準備をしている時でした。
  電話の声を聞いただけで、獣医さんである事がわかりました。
  予想もしなかった、竹危篤の報せに、愕然とした事を昨日の事のように覚えています。
  もうどうしていいのか、とにかく会社はどうでもいいから、診察の開始時間に間に合うように家を出る事だけを考えていました。
  ただ、この時間に出るのは早すぎなので、少し待たなくてはいけなかったのですが、その時間がどんなにも長かった事か……。
  とりあえず、もう会社についているであろう主人に電話をしました。
  そして、竹の事でとても親切にして頂いた、ネット上の方にお電話をしてしまったのです。
  突然泣き出した私に、その方は優しく声をかけて下さいました。
  それがどんなにありがたかった事か……。
  病院で再会した竹は、完全に首が反対方向に身体にくっついていました。
  (後日、図解いたします……)
  昨晩までは元気に餌を食べていたとの事で、突然の急変に先生も驚いていらっしゃいました。
  そして、先生はおっしゃいました。
  この状態になって助かった鳥は、過去に1羽だけであったと……。
  でも、全然いなかったわけではないのです。
  それを励みに、竹の回復を信じるしかありませんでした。
  この頃(竹が入院したあたりから)、ばからしいと思われるかもしれませんが、我が家は意図的に鶏肉を絶っていました。
  竹が助かるまでは、鶏を食べないと決めていたんです。
  そんな事で竹が元気になる訳ないのですが、とにかくそうせずにはいられなかったんですね。
  ちなみに、この時に竹が入れられていた保温機はインキュベーダ、呼吸器のような物はネブライザというみたいですね。


補足2

  獣医の先生からお電話を頂いた時、確かに私はかなり動揺していました。
  先生は竹に注射をする事に対して、私に確認をなさったのですが、その時は詳しい事を確認せずにお願いしました。
  (だって、前の病院で毎日のように打たれていたわけだし……)
  が、電話を切った直後、私はその「注射」の意味を考えてしまいました。
  電話の時、私は竹のためのお薬や栄養を注射してくれるもの、と頭から決めて詳しいお話も聞かないで「お願いします!!」と言ったのですが、もしかしたら「安楽死の注射」ではないか、と突然頭によぎってしまったのです。
  実際そんな事はなかったのですが、すぐに先生の元にお電話して確認してしまいました。
  すると先生は「飼い主が望んでも安楽死はさせない」とおっしゃいました。
  改めて私は竹の事をお願いし、私は電話を切ったのです。