平成12年1月31日の掲示板より

 たった今、栗を病院へ連れて行きました。栗は元気です。
  保温機に入った竹は、相変わらず目はしょぼしょぼで、やせてしまって首が傾斜し、羽はボサボサで、ちょっとみそぼらしい姿でした。
  さて、竹の危篤の原因は、トリコモナスでした。
  以前診断された鼻眼結膜炎も、実はトリコモナスです。
  竹と栗はショップから来て3日後に、健康診断に出したのですが、その時には発見してもらえなかったんですね。
  また、体調を崩した竹をしばらく通院させましたが、そこでの治療等は、ほとんど役に立っていなかった訳です。
  年中無休で、夜中も急患OKの病院で、看板や電話帳の広告にも犬猫に続いて3番目に小鳥と記載されていたので、油断していました。
  実際、大昔(20年くらい前?!)に、セキセイなどをみてもらった獣医さんなど比べても、鳥の扱いも上手く、小鳥の診療室は犬猫の診療室と異なる部屋であり、パンフレットを診ても医療設備が充実していたので、本当に、安心してしまっていたんです。
  気になる点がなかったかというと、実は何点かはあったのですが……。
  ですので、昨日も開院後に電話して、竹に強制給餌をしてもらいました。
  でも、やっぱりおかしい……。このままでは竹はきっと死んでしまう。
  そう思い、遅すぎたと思いますが、鳥専門の先生へとお電話をしたのです。
  先生は症状を聞くとすぐに連れて来るようおっしゃって下さいました。
  先生はまず、色々なお話をして下さいました。
  本当にためになるお話をたくさん……。
  そしてそのうの検査では、トリコモナス原虫が検出されたのです。
  顕微鏡で、動き回るトリコモナスを見せて頂きました。
  先生はご自分から、竹を「預からせて下さい」とおっしゃいました。
  それは私の望んでいた事です。
  私が連れて帰っても、苦しむ竹には何もしてあげられません。
  そして、竹にトリコモナスがいたという事は、栗にも絶対いるはずです。
  先生は栗のためにお薬を処方して下さいました。
  そして、体重が70gをきっていたら、明日絶対に連れてくるよう指示をなさいました。
  保温機の中で、うずくまっている竹にがんばるように言って帰り、栗の体重を量 ると、67gでした。  ちなみに、竹が先生の元で計った時、66gまで落ちていました。
  我が家にきた日、竹の体重は81gあり、前の病院で「鼻眼結膜炎」と診断された時点で、75g。
  ほんの1ヶ月ちょっとで、竹は15gもやせてしまったのです。
  すべて私の責任です。体重が落ちた時点で、鳥専門の先生にお任せするべきでした。
  今日、栗を診ていただいたところ、トリコモナスは検出されませんでした。
  もしかしたら、昨日頂いた薬が効いたのかもしれません。
  が、油断はできません。食欲魔人の栗が67gなのは、絶対にトリコモナスの仕業です。
  また栗は換羽も重なっているので、念のため薬は1種類追加されました。
  ただ、竹と違って、やせていてもまだ身体がしっかりしているので、ここまでがんばれたのだと思います。
  今日、保温機の中の竹は、弱々しくですがエサをついばんでいました。
  口の中に入っているのかはわかりませんが、私の元にいた時は、自分からエサをつまむ事はほとんどありませんでした。
  目にきたトリコモナスのせいで、首は傾斜してしまっています。
  でも、必至に自分で生きようと頑張ってくれています。
  たぶん、この2〜3日が峠だと思います。
  私はもう、何もしてあげられません。ただ祈るだけです。
  「竹ちゃ〜ん」と呼ぶと、「びゃ!!」とお返事する竹の声が聞きたいです。
  ちょっと音痴かな?!と思える、竹の歌が聴きたいです。
  竹と栗と、仲良くカキカキし合う姿が見たいです。
  そして今日、弱々しくだけど、エサをつまむ竹を見て、ちょっと希望がもてました。
  たくさんの方に応援していただいてるんですから、竹は絶対に乗り切ってくれると信じています。


補 足

 これは前の病院へのフォローになってしまいますが、鳥の病気はいくつもの症状が現れるため、特定するのが難しいそうです。
  ですから、あの時点での『鼻眼結膜炎』という診察は仕方なかったと思います。
  でも、体重も減り、素人目に診てもアブナイ状態なのに、トリコモナスを発見してもらえなかったのがくやしくて……。
  でも、トリコモナスの感染は、ペットショップの時であっただろうから、最初の健康診断の時、せめて鼻眼結膜炎の時に発見してもらえれば、竹は亡くならずに済んだに違いないと思うと……。
  また、栗からトリコモナスが検出されなかったのは、たまたまだと思います。
  本当はいたんだけど、検査の時に見つからなかっただけ……だと……。
  (実際、難しいみたいですね。本当にいなかったのか、たまたま見つからなかったのか、という境目は)
  本当に、栗は食べてばっかりだったのですが、ちっとも体重に反映されないのです。
  とっても軽くて……。
  薬を飲み続けて、現在の栗は四六時中食べている、という事はなくなりました。
  なお、当時は色々とドタバタしていたせいもあり、書き忘れていた事も多々あるのですが、この頃の竹は、トリコモナスの他、ビタミン不足による「脚気」の症状も現れていました。
  青菜が大好きで、竹と栗は毎日朝夜小松菜を食べていたのですが、青菜から摂れるはずのビタミンも、みんな原虫にとられてしまっていたのだと思います。