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●インコと私●
私の家に初めてインコを迎えたのは、私がまだ4才の時でした。
近所の家でセキセイインコを飼うようになった事がきっかけで、我が家もさっそく、商店街の小鳥やさんでセキセイインコのひなを買ってきました。(イエローハルクインでした)
これが、思いもよらず長く続く事になった、インコとの出会いでした。以後、我が家では約20年に渡って、ほぼ常に「インコが家にいる」ようになったのです。
幼稚園の時も小学校に入っても、いつも小鳥の絵を描いていました。小学校の低学年の時に、クラス内で行われたお店屋さんごっこ?でも、私は小鳥屋になって、紙に描いた小鳥や餌を売った事、今でも覚えています。
ただ、当時は母にも私にも鳥についてのまともの知識はなく、今思えば「やってはいけない事」が日常的に行われており、その為の悲劇も度々繰り返されてきたのです。
私の「目が覚めた」のは、今となってはおなじみの、さくらまこさんのまんが「小鳥のお医者さん」でした。「目から鱗」とは、まさにこの事。心から反省しました。
この頃は我が家にはもうインコはいなかったのですが、(←室内犬を飼った為)、私にはいつかまたインコ(特にオカメインコ)を飼いたいという野望が控えていて、結婚が決まった時から、彼(現・夫)にアプローチを始めたものです(笑)
かつての「やってはいけない事」だらけだった鳥との生活を思い返して言える事、それは「無知は鳥を殺す」という事。
今だって知識は十分ではないだろうし、まだまだ我が家の鳥たちの生活環境には改善の余地がありますが、それでも、せめて今程度にでも鳥について勉強していれば、起こさずに済んだ悲劇はいくつもあります。不幸な亡くなり方をした子の事を思い返すと、申し訳なさで胸がいっぱいになります。
以前ちょっと考えた事。鳥にとって最もよい事は? それは人間が鳥を飼わない事だと行き着きました。空を飛ぶための翼を持つ鳥たちを、愛玩のためにケージにとじこめるのは、人間の傲慢でしかないと思ったのです。
かといって、今ケージの中にいる鳥を野に放つのは大間違いです。彼らは野生での生活の仕方なんて知りません。首を絞めて殺すのと同じ事です。
私が思うに、誠勝手な考え方だとは思いますが、飼鳥には飼鳥の幸せがあるはずです。どの程度の幸せを分け与えられるかは、飼い主次第。だからこそ、鳥を迎え入れた人間は勉強をして、努力をしなくてはいけないんですね。
なんて、いつのまにか偉そうな事を口走ってしまいました。かくいう私こそ、まだまだ勉強と努力が必要な人間です。
平成11年12月にオカメインコの竹と栗を迎え入れた時、もっときちんとした知識があれば、獣医の言葉に惑わされな判断力があれば、少なくても竹を亡くさずに済んだと、今でも思います。たくさんの方から、私のせいではない、私は頑張った、とのお言葉を頂きましたが、やっぱり私の責任なのです。
それから、あまり考えたくはありませんが、「万が一」の時のためにも、強制給仕はできるようになりたいと思います。もし、強制給仕ができていたら、小次郎も亡くさずに済んだかなーとも思いますし……。
「可愛い」「好き」だけでは、生き物は飼えません。鳥だけでなく、すべてのペットに言える事です。(私はあまり、「ペット」という言葉は好きではありませんが)
「この人の所に来てよかった」と思ってもらえるような、そんな飼い主になりたいと思います。
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