2005年・春の巣引き 孵化編・1

2005年4月18日 一号孵化

 本日、ついに栗と千代松のひなが誕生しました。

 いえ、正確には「確認した」のが今日であって、産まれたのは多分昨日だと思います。
 朝起きると、いつもは交代で巣箱から出て、餌を食べたり一休みするはずの栗と千代が、いっこうに巣箱から出てきません。
 もしかしてひなが孵ったのかな?と思い、耳をすましてみたものの、特にひならしい声がしません。
 どうしちゃったんだろう……と思い、餌と水を取り替え始めると、千代松が現れて、まぁすごい威嚇されちゃいました。
 こちらもちょっと期待を抱きつつ、栗の入っている巣箱を開けてみると……、いました!!
 黄色い綿毛の、小さなひなひなが一羽。
 いやいや〜、栗が怒る怒る(笑)

 後ずさりながら、卵を守ろうと必死です。
 ごめんね〜と言いながら、残されたひなの写真を撮らせてもらいました。
 一号ちゃんは、とっても小さな声で「チイ……チイ」と鳴いています。
 栗と千代松があんまりにも怒っているので、ちょっと心配になりましたが、何時間経っても、巣箱からは時々「チイチイ」という声が聞こえてくるので、パパとママに大事にされているのでしょう。
 さて、私がひなが産まれたのは昨日かな?と思っている事ですが、私が生まれたてのひなを見るのは初めてなのですが、卵の大きさに比べて、思ったよりも大きかったのです。
 また、昨日の夕方、神奈川県では県東を中心に震度3の地震がまたもやあったのですが、地震探知機の栗と千代松が、まったく反応せず、巣箱から出てこなかった事に驚きました。
 この時、もしかしたら、雛がもう孵っているのかもしれないと思ったのです。
 前回は18日で孵化したのですが、昨日は第一卵が産まれて18日目。
 もしかしたら……と、ちょっとそわそわして、一日を過ごしました。
 明日以降も、毎日または一日おきにひなが孵るかもしれません。
 全部の卵から、可愛いひなたちが無事に孵りますように……。


2005年4月19日 1号☆

  一号ちゃん、どうやら、巣箱の中で死亡している様子です。
 なかなか二羽揃って、巣箱からは出てきてくれなくて、片方が出ている時になんとか1号の様子を確認しようと思うのですが、もう一羽のガードが堅く、なかなか確認できません。
 けれど、1度はっきり見えた感じでは、生きている様子ではありませんでした。
 実は、栗も千代も、私が昨日の朝ひなを確認してから、まったく巣箱から出て来ず、ひなに餌を与えている様子がなかったので、とても心配していたのです。
 私がひなの声を確実に聞いたのは、多分昨日の夕方かもしれません。
 その後も、聞こえるような感じはしたのですが、どうなんだろう……。
 人間の夕食も終わって、一息ついている時間になって、ようやく栗が、ついで千代松が餌を食べに出てきました。
 もしかしたら、その頃にはもう、ひなは亡くなっていたのかもしれません。
 早朝、しなびた小松菜を栗が食べようとしていたので、新しい小松菜に変えたところ、千代松があらわれ威嚇されている間に栗が巣箱に戻ってしまい、巣箱の中をしっかりと見る事はできませんでしたが、一号ちゃんがくだったりと横たわっているように見えました。
 (巣箱の中を見るなら、栗が外に出ている時がベストなのです。巣箱の中の栗は、卵&ひなを守りながら、威嚇モード120パーセント。千代松の場合、巣箱から出てきて攻撃&威嚇するので、結果 、栗が外に出ていれば巣箱が確認しやすいのです)
 二羽とも、熱心に卵を抱く優秀なパパママですが、産まれたひなにご飯をあげなければ、君たちの大事なひなちゃん、死んじゃうんだよぉ〜(泣)
 けど、普段は小松菜を食べない千代松が、栗と交代して顔が緑色になるほど食べたのは、きっとひなに与えようとしてのはず。
 千代が巣箱に戻ってから、千代がキュッキュッと鳴きました。
 ひなにご飯を与えようとしたのかな?
 でも、1号ちゃんの可愛い声は聞こえません。
 この日記を書いている今、栗が巣箱から出てきたので、巣箱の中から、亡くなっていた1号ちゃんを取り出しました(泣)
 私が心配していた通り、ご飯がもらえていなかったらしく、小さな体はぺったんこでした。
 今日もしくは明日には、2号ちゃんが誕生すると思いますが、どうか元気に育って欲しいと思います。
 千代、栗、今度はちゃんと、ご飯を食べさせてあげるんだよ!!
 後で、1号ちゃんを花壇に埋葬しようと思います。
 1号ちゃんの小さな体は、とても軽く、せっかく産まれてきたに、本当に残念でなりません。
 ちなみに、1号ちゃんはルチノーっぽです。
 もし、このまま千代と栗がこれからもひなに餌を与えない場合……、私がさし餌するべきなのかな?
 生後1日目からのさし餌なんて、自信がないよぉ(泣)
 でも、万が一に備えて、今日エグザクト買って来よう。
 お願いだから、ご飯を食べさせてあげてね、栗、千代……。

 先ほど、花壇に1号ちゃんを埋葬しました。
 たくさんの花が咲き乱れているから、寂しくはないよね。

 そのまま買い物に行き、ケイティのエグザクトと習字用のスポイトを買ってきました。
 もし今後も、千代と栗が産まれたひなに餌を与えないなら、仕方がありません、私が給餌するしかないでしょう。
 さし餌なんて、一人餌間近の千代松や小次郎しか経験がありません。
 できるだけ親に育ててもらいたいものですが、これからも餌を与えないなら、今回だけできるだけ私が与える事に、この二羽での今後の繁殖も辞める事とします。
 ただ、普段は小松菜を食べない千代松が大量 に小松菜を食べるようになったのは、ひなのためではないかと思うので、期待はできるかもしれません。
 けどもし、1号同様にご飯をもらえなかったら、どうしよう。
 1〜2時間おきに、私が薄めたエグザクトを与えるとしても、育つ見込みはあまりないと思います。
 育雛放棄された子を育てる大変さは、何人もの方からお話を聞いています。
 どうかどうか、栗と千代松が、ひなに餌を与えますように……。

 昨年、栗と千代松を預かってくれた友人に電話をし、1号ちゃんの報告をしたところ、1号の死は餓死ではないらしい事がわかりました。
 圧死の疑いが出てきました。
 実は、ひながご飯をもらっていないにしても、ちょっとぺたんこすぎるな……とは思っていたのですが、足の爪の先が赤くなっていた事を話したところ、生きているうちにつぶされると、そのようになる……という事を教えてくれたのです。
 昨年友人の元でひなが産まれたときは、2羽までひなが孵り、しっかりとご飯ももらっていたという事で、「栗ちゃんと千代くんなら、ちゃんとご飯を食べさせられるよ」と言われました。
 いつもは食べない小松菜をたくさん食べたのも、やっぱり1号のためだったのでしょう。
 1号の事は本当に残念でしたが、今後孵化するひながご飯をもらえるだろう……という事がわかり、少し安心しました。
 すっかり動揺しっぱなしの、一番役立たず……な母でございます。

2005年4月19日 2号孵化

 1号ちゃんの死因が、栗と千代松からご飯をもらえなかった……という、私の勘違いが発覚して数時間、巣箱から「ぴちゅ、ぴちゅ」という、あの可愛い声が聞こえてきました。
 2号ちゃんの誕生です 。

 1号ちゃんの事は本当に残念ですが、気持ちを切り替えて、2号ちゃんやこの後誕生するであろう3号ちゃん、4号ちゃんが成長してくれるように、栗と千代松をサポートしていこうと思います。
 7時頃、用意しておいたカレーを温めようと立ち上がった時、栗がものすごい勢いで巣箱から出てきました。
 これまでは特に気をとめていなかったのですが、耳をすましてみると、小さなひなの声がしました。
 巣箱を覗いてみると、1羽のひなが……。
 1号ちゃんを発見した時よりも小さなひなです。
 今日は数度巣箱を覗きましたが、お昼すぎには卵が4つあったので、まだ孵化してそんなに時間はたっていないでしょう。
 心配なのは、また潰されてしまわないか……、という事。
 餌に関していえぱ、食事した栗が巣箱に戻ってしばらくして、2号の食事の声と思わしき声が聞こえてきたので、すっかりと安心しました。
 おかしな誤解しちゃって、ごめんね〜、栗&千代松。
 今、栗と交代した千代松が、ものすごい勢いで餌&小松菜&水を食しています。
 頑張って、2号ちゃんを育てて欲しいと思います。

2005年4月20日 2号☆

 先ほど、2号ちゃんの死亡を確認しました(泣)
 栗が食事のために出てきたので、小松菜、餌、水を取り替えていると、千代松パパ、威嚇しに巣箱から出てきたので、巣箱を覗いていました。
 手前で動かない2号ちゃん。
 触ってみると、暖かい感触はありましたが、動きません 。
 取り出してみると、やはり亡くなっていました。
 昨夜は、元気にたくさん泣いていたのに……。
 よく見て見ると、爪の先はまた赤くなっおり、体の中が黒く見えます。
 多分内蔵出血。
 恐らく、再び圧死らしいです。
 ただ、1号ちゃんのように、ぺったんこ……という程ではなく、暖かいのはきっと今まで千代か栗が暖めていたからでしょう。
 (1号ちゃんは冷たくなっていました)
 朝起きてから約3時間、ひなの声がまったく聞こえなかったので、心配していましたが、恐れていた事が再び……、でした。
 ようやく誕生した命が失われるなんて、本当に残念です。
 栗と千代も、一生懸命に卵を暖めて、ようやく産まれた子たちだったのにね。
 千代松も、普段はあまり食べない小松菜をたくさん食べるのは、ひなにご飯をあげる為なのに……。
 残りの卵は3個。
 どうか、無事に育って下さい!!


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